外壁塗装の費用はどれくらい?
外壁塗装は、塗膜の劣化した外壁材に再度塗膜を施して、「防水性・美観」の維持を保つために行っていく工事です。
使用する塗料の種類も豊富にあり、塗料ランクによって次回メンテナンスまでの耐久性が異なります。
そんな外壁塗装ですが、費用相場はどれくらいなのでしょうか?
ここでは、外壁塗装の費用相場についてご紹介しています。
外壁塗装の費用について
外壁塗装の費用相場は、「塗り面積(㎡数)・使用塗料(材料)・付帯箇所数」などで計算しています。
使用塗料によって、単価は変わり耐久性の良いものほど費用も高くなっていきます。
その他、仮設足場の費用や下地調整費、コーキングなども含めた合計金額でお見積もりが作成されてきます。
外壁塗装の費用一覧
ポイント
外壁塗装で必要な項目として、「仮設足場」、「高圧洗浄」、「養生」、「現場管理費用」などがあります。
塗装作業は、基本的に「下塗り」、「中塗り」、「上塗り」と3工程で行っていきます。
塗料のランクは、「ウレタン→シリコン→ラジカル→フッ素」の順で耐久性が向上して、費用も上がります。
その他、外壁材が窯業サイディングの場合「コーキング打ち替え」も別途費用がかかります。
また、外壁塗装では付帯部(破風、軒天、雨樋、雨戸)の塗装も行うので一緒にチェックしていきましょう。
付帯塗装の費用一覧
ポイント
付帯塗装の費用相場は、主に長さ(m数)で費用が変わってきます。
塗料の種類は、「木部・鉄部」に相性が良いウレタン塗料が主流で使用されています。
付帯部分の塗装でも2Fなどでは、仮設足場が必要なので注意が必要です。
そのため基本的には「単体での塗装」よりも「外壁塗装とのセット」で施工が行われます。
外壁塗装の費用に影響する3つの項目
費用は、上記で解説した「お家の大きさ(施工面積㎡数・m数)や使用する塗料」でおおよそ概算がわかってきます。
ですが、「立地条件」、「建物の構造」、「劣化状況」でも大きく変わりますので注意が必要です。
立地条件
ご自宅の前に「長い階段」があったり、車から自宅までの「距離が遠い」・車を「止めるスペース」がない、隣家との「距離が狭い」などの場合には、作業効率が悪くなったり、手間がかかり費用が高くなるケースがあります。
建物の構造
「建物の構造が複雑」な場合には手間がかかったり、「塗料を多く使用する外壁材」、「コーキングの施工箇所が多い」場合などでは、費用単価が変わってきます。
逆に建物の形が真四角の場合には作業効率が良く、費用が安価に抑えられるケースがあります。
劣化状況
主に、塗装工事を行う場合に施工箇所が腐っていたりすると、そのまま塗装できないので交換する必要がでてきます。
その「交換費用」、「補修費用」などが追加で発生することがあります。また、下地がぼろぼろで「下地調整に手間がかかる」場合にも費用がすこし増しになるケースもあります。
ココに注意
費用は、あくまで目安となりますのでご注意ください!!
最後に
外壁塗装では、「外壁面積(㎡数)」、「使用塗料(材料)」によって費用が決まってきます。
上記の項目で、外壁塗装のおおよその費用(概算)はわかりますが、やはり現地調査をしないと正確にはわかりません。
外壁塗装は「立地条件」、「建物の構造」、「劣化状況」によっても手間や材料費が違うため費用が異なります。
外壁塗装をそろそろ考えていて、概算ではなく正確な費用を知りたい場合には、是非一度お問い合わせください。