塗料のグレード

フッ素塗料を使用した場合のメリット・デメリット

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外壁・屋根塗装で主に使用する塗料のグレードは、「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「遮熱・断熱塗料」「フッ素」などがあります。

その中でも、高耐久性を誇る塗料が「フッ素塗料」です。

近年では、知名度が少しづつ上がりフッ素塗料をおススメする施工店も非常に増えてきています。

フッ素塗料のメリットを知ったら、フッ素を使いたくなる方・興味を持たれる方は非常に多くなってきています。

ですが、もちろんフッ素にはデメリットが存在します。

フッ素塗料を使用する場合、後悔しないためにも、しっかりとメリット・デメリットを理解した上での選定が重要です。

今回は、外壁塗装でフッ素塗料を使用した場合のメリットとデメリットについてご紹介いたします。

 

フッ素塗料のメリット

 

高耐久塗料

 

その耐久性は、一度の塗装で期待耐用年数は、18年~20年」

ウレタン・シリコンを塗装した場合の1.5~2倍の耐久性を誇ります。

 

コストパフォーマンス

 

塗料の種類 築30年目までの塗装回数
ウレタン塗料 10年×2回(塗装)
フッ素塗料 20年×1回(塗装)

 

ウレタン塗料の場合は、築30年目までに外壁塗装を「2回」行わなければいけないのに対して、フッ素塗料では、「1回」の塗装工事で済んでしまいます。

フッ素塗料は高価格ですが、長期的な目線でみた場合には、とてもコストパフォーマンスに優れます。

 

その他付帯機能の効果も高い

 

ウレタン・シリコン塗料よりも「耐熱性・防カビ・防藻性・耐候性・耐摩耗性」の高い効果を発揮します。

また、塗膜の艶も長く保つことが出来ます。

 

フッ素塗料のデメリットについて

 

とにかく高い

 

フッ素を塗った場合の最大のデメリットとしては、価格が非常に高いことです。

「ウレタン、シリコン、ラジカル」までは、そこまで費用が大幅に上がりません。

ですが、フッ素となると価格が跳ね上がります。

また、外壁や屋根以外の「木鉄付帯部分(破風板、雨戸、雨樋、他)」なども耐久性を合わせるため、、フッ素を使用していく必要があります。

そのほか、目地コーキング材も「変成シリコン」ではなく、耐久性の高いコーキング材を使用しなければフッ素のメリットが薄れてしまうので、総合的にも価格が高くなってしまうのです。

 

汚れは付着する

 

外壁・屋根塗装にフッ素塗料を使用しても、10年以上経過すると汚れが付着してきます。

塗膜は強力でも、表面に砂や排気ガスなど付き、黒く見栄えは悪くなります。

外壁塗装を行う理由の一つとして、美観を保つ意味もありますが、10年ごとにリフレッシュ(清掃)ができません。

高圧洗浄だけ行うにしても、仮設足場の設置は必要となりますので、キレイにするだけでも費用がかかってしまいます。

 

フッ素でもひび割れが起きる

 

外壁塗装でフッ素塗料を使用しても、地震の影響で「ひび割れ」は発生します。

その隙間から雨水が侵入して内部を傷める原因になります。

いくら強力な塗膜を張っても、地震の揺れでの「ひび割れ」を防ぐ事は難しいでしょう。

その場合は、コーキングやタッチアップ塗装で補修していきますが、補修箇所は目立ち、見栄えは悪くなります。

 

塗装店がフッ素をあまりおススメしない理由

 

塗料メーカーやリフォームの営業担当はフッ素をおススメしますが、塗装店は正直フッ素をおススメしたくない理由があります。

これは単純に、将来的に仕事が減るからです。

塗装店としては、「ウレタン・シリコン」であれば2回塗装工事ができますが、「フッ素」では、1回しか塗装できず、1回分仕事がなくなってしまいます。

1件や2件だけであれば良いのですが、これが普及して積み重なると大きく仕事が激減してしまいます。

この理由から、フッ素を強く押している塗装店はそこまで多くはないでしょう。

 

まとめ

 

フッ素塗料は、高耐久で魅力を感じさせる塗料ですがデメリットも大きいです。

ほかの塗料と比較すると、高価となりますので、よく検討してから使用していきましょう。

 

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