雨漏り修理

ベランダの雨漏り原因と修理費用について解説

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雨漏りがどこで発生するのか、それを聞いて普通はまず「屋根」を連想すると思います。

しかし、意外に多いのが「ベランダ」を発生源とする雨漏りです。

今ではベランダを持つ一軒家が珍しくありませんが、ベランダの施工件数は多いにも関わらず、そのメンテナンスの必要性についてはあまり周知されていません。

そのような状況がベランダを原因とする雨漏り被害の増加を招いていると言えます。

ベランダからの雨漏りには複数の要因があり、一見して原因がわからない、ということも少なくありません。

ここでは、ベランダからの雨漏りの原因とその修理方法と修理費用、業者の選別の仕方を解説します。

 

自分で応急処置や補修はできる?

 

突然ベランダから雨漏りが発生して、応急処置ができないか考えるかもいると思います。

ですが、ベランダが原因となる雨漏りにはいくつもの要因が考えられ、専門的な知識や技術がなければ、応急処置や補修を行うことは難しいでしょう。

自分で応急処置を施した結果、かえって雨漏りを悪化させる可能性も考えられます。

そのため、早急に専門の雨漏り業者に補修を委託する方がよいでしょう。

 

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ベランダから雨漏りする原因は?

 

ベランダから雨漏りが起こる理由は複数考えられますが、主な要因として次の3つを挙げることができます。

 

新築時の施工不良

 

日本では、その気候の特性から、「雨仕舞」と呼ばれる屋内への雨水の侵入を防ぐための技術が発達しています。

ですがベランダの場合、近代になって国内にもたらされたものであることから、ベランダ周りに必要な「雨仕舞」のための技術が蓄積されておらず、施工不良が原因で雨漏りしてしまうケースが少なくありません。

ベランダに関する技術的知見が少ないため、必要な設計上のレギュレーションが分からず、設計ミスをしてしまうという事例もあります。

 

防水コーティングの劣化

 

防水表面のコーティング剤が劣化して、そのまま放置状態が続くと雨漏りが発生してしまうケースも多いです。

家屋の防水処理のメンテナンスは10年に一度程度行うことが必要とされますが、新築10年での点検は、家がまだ新しいという油断から怠りがちになります。

しかし、この最初の10年目でのメンテナンスを行うか否かは、その後の家の耐久年数を決める大きな要因となっていきます。

防水処理が行われている部分については新築から10年と、家屋がまだ新しく大丈夫だろうと思われる時期から、しっかりと点検・メンテナンスを行っていくことが重要になります。

 

排水溝の詰まり

 

排水溝にゴミなどが貯まることによって詰まると、雨水が長期間溜まったままになるということが起こります。

長期間雨水が溜まった部分は傷みやすくなり、耐久年数の減少に繋がります。

結果として、本来考えていたよりもずっと早く、排水溝が原因の雨漏りが起こってしまうことになります。

ベランダ菜園をやっていたり、ベランダに物を置いてあると、排水溝の詰まりに気づきにくくなるケースもあります。

排水溝は常に目につくような状態を保ち、ゴミ詰まりが発生している場合がすぐに取り除くようにした方が良いでしょう。

 

ベランダから雨漏りの修理費用は?

 

ベランダの雨漏り修理のために行われる防水工事には、主に「FRP防水」「ウレタン防水」「トップコート防水」の3種類があり、工法によって費用と耐久年数に違いがあります。

工事にかかる費用は一般的なベランダの広さとされる4平方メートルで、FRP防水は「10万円~15万円程度」、ウレタン防水は「8万円~10万円」、トップコート防水は「3~5万円」程度です。

 

ベランダ防水工事にかかる費用の相場を教えて

 

このほかに、腐食箇所がある場合には、「外壁材や軒天、下地木材」の交換や補強費用が別途かかります。

規模によって異なりますが、「5~10万円」発生するケースもあります。

手すりの笠木が原因で雨漏りした場合には、笠木板金の交換「8,000~10,000円/m」程度となります。

 

雨漏りを放置すると2次被害が発生する?

 

雨漏りが起こっても、まだ大したことではないからと放置してしまうこともありますが、雨漏りの放置はさまざまな二次被害をもたらすため、注意が必要です。

雨漏りの二次被害には、「腐食」・「カビの発生とカビ臭」・「シロアリ」の発生などがあります。

 

腐食の発生

 

雨漏りの放置で最初に発生するのが腐食です。

侵入した水分を放置してしまうと、やがて木材が腐敗を起こしてボロボロになってしまいます。

この状態を「腐食被害」と呼びます。

雨漏り防止や修理の工事が中途半端だと起こりやすく、クロスの変色や天井のシミの発生で初めて気づくケースが大半です。

鉄筋コンクリートを使った家屋でも、ベランダづたいに雨水の侵入を起こし、階下の木材が腐食するということもありますので注意しなければなりません。

 

カビの発生

 

雨漏りで侵入した雨水が原因でカビが大量発生することがあります。

「カビ臭の発生」で事態に気づくことが多いようです。

クロスの変色を起こすこともあります。

化学物質が引き起こすことで知られるシックハウス症候群はカビが原因で起こることもあり、カビにはカビ臭ばかりでなく、さらなる被害の原因となる可能性もあります。

 

シロアリの発生

 

雨漏りで腐食した木材にはシロアリが発生しやすくなります。

シロアリは、腐食で柔らかくなった木材を好むためです。

シロアリの発生は家屋の構造を弱らせ、最悪は倒壊という事態を引き起こす恐れもあります。

地震などへの耐久度が落ちてしまうという問題もあります。

シロアリ駆除や修繕費は高額になるため、早めの雨漏り対策を行うことが肝要となります。

 

ベランダの雨漏りは火災保険が使える?

 

ベランダの雨漏りを修理する場合、条件によっては火災保険の給付を受けることが可能な場合もあります。

それはその雨漏りが台風などの自然災害が原因として発生した場合です。

火災保険が適用される自然災害には、主に「台風や暴風雨による風水被害」の他、「大雪による雪災」も含まれます。

雨漏り以外にも、大雪でベランダの屋根が破損したような場合には火災保険を受けることができるでしょう。

ベランダの床面や壁面など、経年劣化が原因で雨漏りを起こす可能性がある場合は火災保険の適用外となる可能性が高いです。

火災保険の適用範囲はあくまで自然災害を原因とすることが条件となっているためです。

 

雨漏り修理業者の選び方は?

 

雨漏り修理は想像する以上に専門的な知識とスキルが要求されるものです。

半端な修理は二次被害や新たな雨漏りの発生原因となるため、雨漏り修理業者の選定には十分注意して、慎重に行いたい所です。

雨漏り修理業者の選別基準となるポイントは3つ。

「地域密着型の業者であること」、「人間性」、「資格」です。

雨漏り修理は、直後に別のトラブルが起こりやすい工事でもあります。

また、定期的なメンテナンスが家屋全体の耐久年数に関わってくるため、欠かせません。

 

地元密着型の業者

 

地元密着型の業者なら、突然のトラブルが起こってもすぐに駆けつけることが可能ですので、迅速な対応を期待することができます。

また、地元密着の仕事をしている場合、悪い評判がそのまま仕事量の減少にも繋がりますので、手抜き工事など出来ないことも理解しており、丁寧な仕事をしてくれることが多いです。

 

人間性(人柄)

 

業者の人間性も重要です。雨漏り修理にはいろいろな条件が関わってくるので、場合によっては当初の見積もりを超える費用が発生することもありえます。

しかし中にはそれを見越して先に格安の見積もりを出して置きながら、後になって請求費用を吊り上げてくるようなケースもあるので注意が必要です。

 

専門知識(スキル)

 

雨漏り修理には前述の通り、専門的な知識・スキルが要求されています。

だから、業者が保有している資格も、業者選定の重要な基準となります。主に雨漏りの修理工事に必要とされるのは「建築板金基幹技術者」「雨漏り診断士」の資格です。

 

まとめ

 

その家が雨漏りを起こすかどうかは、その家屋がどのように施工されたかに関わってきます。

元の防水工事がしっかり行われていれば雨漏りを起こす可能性は低くなりますし、逆に防水工事に不備があれば、当然雨漏りが起きる可能性も高くなってしまいます。

結局の所、雨漏りに対する最高の予防策は、いかに建築を信頼できる業者に依頼できるかにかかっているとも言えるでしょう。

雨漏り修理費用に関しては、被害状況によって異なり、現地調査が必須となります。

雨漏りが発生した場合には、被害拡大を防ぐためにも「迅速な対応が可能な雨漏り業者」にすぐに連絡していきましょう。

 

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