塗料のグレード

塗料の一液と二液では何が違うのか?

投稿日:2020年11月20日 更新日:

1液・2液

 

外壁や屋根といった屋外に使用する塗料には、一液型と二液型があります。

塗料には、「アクリル樹脂やウレタン樹脂、他にもシリコン樹脂やフッ素樹脂」といったグレード(等級)があり、さらにそこから「水性、弱溶剤、溶剤」に分かれ、その全てに一液型と二液型が存在しています。

塗料を選別する際は、ウレタン塗料やシリコン塗料といったグレード(等級)のほか、水性か油性一液型か二液型など、どれを選択するのが最適なのかを事前に調べておく必要があります。

塗料のグレードや水性・油性の違いについてはこちらを>>

ここでは、「1液型・2液型」の特徴やメリット・デメリットについてご案内します。

 

塗料の1液型とは?

 

塗料は硬化剤を混ぜてから使用します。ですが、一液型は既に適量の硬化剤が含まれています

そのため、水やシンナーで薄めれば、開封してすぐに使用可能です。

硬化剤が最初から含まれている商品のため、缶の中で硬化反応を起こすことがあります。

そのため、次第に固まってしまい、品質も落ちてしまいます。保管期間も短く、一液型は製造日から3カ月~1年以内を目安に使い切る必要があります。

 

塗料の2液型とは?

 

二液型は主剤である塗料硬化剤が別々の缶に分かれています。使用する前にこの2つの材料を混ぜ、水またはシンナーで薄めます。

二液型は、1度材料を混ぜ合わせると化学反応が生じて硬化し始めます。そのため、徐々に固まってしまうので後日再利用することは不可能です。

塗料の種類や気温によっても固まる速度は変わりますが、3~8時間以内に使い切らなければいけません。

二液型を作る前のそれぞれの缶に入ったまま、日が当たらない涼しい場所に置いておくと長期保管が可能です。

 

1液と2液型のメリット、デメリット

 

1液型

 

一液型のメリットは、材料を自分で配合したり攪拌する手間がない点と、余っても翌日以降に使用可能な点です。

また、一液型の方がコストが1割程度安いため、最終的なリフォーム費用が安くなります。

しかし、二液型よりも耐用年数が2~3年短いのが一液型のデメリットです。

 

2液型

 

二液型は、使用する直前に主剤と硬化剤を混合し、大きな化学反応が生じます。

そのため、丈夫な塗膜ができ、密着性が高まるという点です。紫外線や雨風による耐性が高いため、劣化がしにくいのもメリットです。

一方で、混合の作業が難しく、主剤と硬化剤の割合に誤差があると塗料の品質が落ちることもあります。

また、価格も一液型よりも割高で、材料を混合した後はすぐに使い切るように作業し、作り置きができないのがデメリットです。

 

それぞれの施工範囲

 

一液型を塗布できる素材は、「コンクリートやセメントモルタル、サイディングボード」や「各種の旧塗膜」などに限られます。

そのため、アルミニウムなどの金属部分には使用できない製品が一液型には多く存在します。

価格などの面から一液型の塗料を希望した場合でも、施工場所によっては使用できず、二液型を勧められるケースもあります。

二液型は「塗布する素材を選ばず」、一液型では塗装ができない「鉄やアルミニウムなどの金属部分」にも利用可能です。

 

まとめ

記事のまとめ

 

塗料を使う際は、種類ごとのメリットとデメリットを調べておくことが必要です。

DIYが得意な方でも、材料を混ぜ合わせる割合や攪拌の仕方、使用可能時間内に使い切ることは難しいため、二液型を素人が使うことは難しい作業です。

しかし、プロにお願いする場合は、価格が1割程度高くなりますが、耐用年数がおよそ2~3年長く施工可能な素材も増えるため、二液型の使用をお勧めします

職人の熟練度が低い場合、一液型を勧められることもありますが、二液型の塗装を確実に施せる業者を選ぶ際の基準になります。

腕に自信のある業者を選ぶようにしましょう。

塗料のグレード(ランク)まとめ

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