川崎市幸区のY様邸にて、サイディング壁の塗装工事を行いました。
今回は、屋根から雨漏りが発生したため、お問い合わせを受けて対応致しました。
その雨漏り修理を行う際に仮設足場が建つため、一緒に外壁の塗装をしていきましたので、その施工事例をご紹介します。
外壁の劣化状況
外壁にひび割れが数か所発生していました。
日々哀れの原因は、目地部のコーキングの伸縮によって発生する場合や、地震などの影響で起きます。
隙間から雨水が入り込んで内部を傷めてしまうので、良い状態ではありません。
屋根との取合い部の外壁は、雨水が集中しやすく傷みが早まります。
このように、外壁材が傷むと、表面がボロボロと剥がれてしまう原因となります。
外壁の継ぎ目の目地コーキングが劣化していました。
年数が経過すると硬化して、剥離してしまいます。
塗装工事の施工事例
塗装工事を行うため、仮設足場とメッシュ養生を行っていきます。
メッシュ養生後、高圧洗浄を行って、外壁を綺麗に洗っていきます。
まずは、目地コーキングの打ち直しを行っていきます。
既存目地を撤去して、プライマーを塗り、新しいコーキング材を充填していきます。
サッシまわりの目地も新しくコーキングしていきます。
コーキング作業の完了後、サッシなどを養生していきます。
ビニール養生は、窓ガラスなど塗装しない箇所に塗料が付着するのを防ぐために行います。
養生まで完了したら、下塗りを入れていきます。
下塗り後、本塗り材を塗っていきます。
材料は、SK化研のクリーンマイルドシリコンを使用していきました。
クリーンマイルドシリコンを外壁材に塗っていきます。
一度目の塗装が乾いてから、再度クリーンマイルドシリコンを塗って仕上げていきます。
本塗り材は計2回塗っていきます。
Y様邸の外壁は、ツートンカラーなので、色を分けてそれぞれ、2回塗っています。
同時にバルコニーの防水も行っています。
まずは、下塗りのプライマーを塗っていきます。
プライマーが乾いてから、上塗り(トップコート)を行い、仕上げていきます。
そのほか、各種付帯部の塗装を行い、仮設足場を解体して完了となります。
塗装工事のビフォーアフター
ビフォー
アフター
工事期間は、20日間の工事でした。
ツートンカラーで、より鮮明になり、綺麗に仕上がりました。
工事のまとめ
外壁塗装は、屋根工事や雨漏り修理を行う際に、セット工事となってきます。
築10年以上たち、劣化がみられる場合は一緒の施工がおすすめです。
理由として、仮設足場は形に残らない高額な施工となるため、分けてやるよりも、まとめて行ってしまった方が、一回分の足場費用でまかなえますのでお得なためです。
これらのことから、外装工事を行う際は、総合的(外壁・屋根・防水)に劣化状況を確認して、施工プランをご検討してみてください。