外壁リフォーム

外壁サイディングの種類やメーカー一覧まとめ

2021年7月27日

サイディング壁

 

現在では、戸建住宅の約7割に、サイディング壁が使用されています。

施工が容易で、デザイン性もあり、耐久性も期待できるため、使用頻度が高まっています。

そんな、サイディングには素材により様々な特徴があることをご存じでしょうか。

素材の種類によって特徴が異なるため、メンテナンス方法や時期も変わってくるため注意が必要です。

ここでは、サイディングの素材による種類の紹介や、おすすめサイディングメーカーについて紹介していきます。

 

サイディングの種類とは

 

サイディングには、「窯業系サイディング」、「金属系サイディング」、「木質系サイディング」、「樹脂系サイディング」などのさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

 

窯業系サイディング

窯業サイディング

 

サイディングの中で主流なのが窯業系サイディングです。「セメント・繊維質など」を原料にして作られております。

窯業系サイディングの最大の特徴はデザインの幅広さです。

レンガ調、タイル調、木目調、石目調と幅広いデザインや、様々な色味のサイディングが製造されています。

耐火性も高く、不燃材料として認定されているのも数多く採用される要因の1つです。

一方、素材自体に防水性が無い素材の為、長年メンテナンスを行わずに使用し続けると、水分を吸収してしまいます。

定期的(約10年)に塗装メンテナンスを行うことで長年使用し続けることも可能です。

 

金属系サイディング

金属サイディング

 

金属メッキを貼り付けたサイディングで、窯業系に次いで非常に多くの住宅に使用されております。

他の外壁材、サイディングと比べても「非常に軽量」な為、建物の耐震性を高めるのにも有効とされています。

素材は、ガルバリウム鋼板を使用されているため「耐久性が高く(約20~30年)」、サイディング自体に断熱材が貼り付けられている製品も多く、「断熱性に優れた製品が多い」のも特徴です。

外壁をリフォームする際、「張り替え」又は「カバー工法」といった2種類の工法があるのですが、素材自体が非常に軽い金属系サイディングの場合、カバー工法を行っても建物に掛かる負担が少なくて済みます

デメリットとしては、窯業系サイディングに比べデザインの幅が少ないという点があげられます。

 

木質系サイディング

羽目板の外壁

 

木を材料としたサイディングです。天然木に塗装を施すことで仕上げられています。

天然素材が持つ独特の風合いが楽しめる外壁材ですが、メンテナンス頻度が高い(約5年~8年)ことや、取り扱いメーカーが少ないという特徴があるサイディングです。

 

樹脂系サイディング

樹脂系サイディング

 

樹脂を原料としたサイディングです。

塩害や凍害に強いという特徴から、北陸地方などで使用されることが多いサイディングです。

耐久性が高く、素材自体が薄いことで非常に軽いのも特徴です。

デメリットとしては、断熱性、遮音性が劣るという面があり、外壁材の中でも費用単価が高価な材料となります。

 

サイディングのおすすめメーカー

ケイミュー

ケイミュー

 

ケイミューは外壁、屋根材など外装建材を総合的に取り扱う大手建材メーカーです。

人気シリーズとして「光セラシリーズ」という窯業系サイディングがあります。

光触媒の持つ防汚効果を利用し、雨水でセルフクリーニングが行えるという機能です。

白やクリーム系といった明るいカラーの外壁材でも、長年美しさを保つことが出来るという特徴があります。

他にも、親水パワーコートシリーズ、親水セラシリーズなど、人気のシリーズが沢山あるメーカーです。

 

アイジー工業

アイジー工業

 

アイジー工業は、金属系サイディングNo1の実績をもつメーカーです。

一般的な金属系サイディングは断熱材に金属メッキを貼って仕上げられるのに対し、アイジー工業は独自のサンドイッチ構造を取り入れています。

サンドイッチ構造とは、断熱材の表面にガルバリウムを貼るだけでなく、裏面にアルミライナー紙を貼ることで断熱性に優れた金属系サイディングに仕上げられています。

また、金属系サイディング独特のモダンなサイディングから、石目、タイル調、木目調といったナチュラルなデザインのサイディングまで、幅広いデザインの製品を取り扱っているメーカーです。

 

ニチハ

ニチハ

 

ニチハは窯業系を主体とした外装建材メーカーです。

ニチハの外壁材の中には、プラチナコートという表面加工が施された商品があります。

超高耐久効果のコートにより30年以上メンテナンス不要といった特徴があります。

また、人気の窯業系サイディング「フュージュ」にはドライジョイント工法という独自の工法が用いられています。

従来、サイディングの継ぎ目にはコーキングで目地を打つのに対し、コーキングレスで仕上げることができるという画期的な工法です。

その為、見た目がすっきりとするだけでなく、コーキング打ち直しのメンテナンスが不要です。

 

旭トステム

旭トステム

 

旭トステムは住宅外装材を製造・販売する会社です。

また総合建材メーカーの国内最大手であるLIXILグループでもあります。

窯業系・金属系・樹脂系のサイディングを取り扱っています。

人気は窯業系サイディングの「AT-WALL」シリーズです。

旭トステム独自の仕上げ塗装「セルフッ素コート」は超耐候性で、業界最長である「塗膜の変色・褐色30年保障(セルフッ素コート・EXE30)」「塗膜の変色・褪色20年保証(セルフッ素コート・EXE)」「塗膜の変色・褪色15年保証(セルフッ素コート・PLUS)を実現しています。

他にもセルフッ素コートを使用した超耐候性の金属系サイディング「Danサイディング」シリーズも人気です。

 

最後に

 

サイディングと言っても、さまざまな素材の種類やデザインがあり、販売メーカーも数多くあります。

サイディング選びは外壁は建物の印象を大きく左右するだけでなく、住み心地を大きく左右する重要な存在です。

気に入ったデザインにするのも大切ですが、「メンテナンス性、断熱性」といった機能面も含めてサイディング選びをしてみてはいかがでしょうか。

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