横浜市都筑区のＫ様邸にて、金属サイディングの塗装工事を行いました。
今回は、軒天の剥がれを直すために仮設足場を建てたため、一緒に塗装を行う流れとなりました。
ここでは、その施工事例をご紹介します。
外壁の劣化状況
金属サイディングを触ると、白い粉が付着する状態です。
これをチョーキングと言いますが、塗膜が劣化していると出る症状です。
塗膜が劣化していると、防水効果がなくなり、サイディング材が錆びる原因となります。
塗膜の劣化が進み、各種外壁の色あせ、カビなどが発生していました。
年数が経つと、このような症状から、汚れも目立ち、美観の低下につながります。
外壁塗装の施工事例
仮設工事
外壁塗装を行う場合には、まず仮設足場の設置を行います。
仮設足場は、安全に作業を行うために必ず必要となります。
仮設足場の設置後、外壁を高圧洗浄機で洗っていきます。
外壁に付着した、砂やカビ、藻、劣化した塗膜を洗い流します。
高圧洗浄完了後、各種ビニール養生を行っていきます。
金属サイディング塗装工事
準備が整い次第、塗装作業に入っていきます。
まずは、金属系なので錆止め塗料を塗っていきます。
次に本塗り材のウレタン塗料を塗布していきます。
本塗り材は、日本ペイントのファインウレタンを使用しています。
中塗りが乾いてから、再度ファインウレタンを塗布して仕上げていきます。
付帯部塗装工事
同時進行で、付帯部の塗装も行っていきます。
破風板にはウレタン塗料を塗っていきます。
軒天はケーンエース（軒天塗料）で塗っていきます。
雨樋にはウレタン塗料を塗って仕上げていきます。
雨戸もウレタン塗料で仕上げていきます。
トタン屋根（下屋根）の塗装も行っています。
鉄板ですので、錆止めを塗り、ウレタン塗料を２回塗って仕上げています。
玄関扉塗装工事
木製の玄関扉の塗装も行いました。
旧塗膜が剥がれており、念入りに下地調整を行っています。
養生を行い、下塗りを行っていきます。
下塗りが乾いてから、ウレタン塗料を塗っていきます。
中塗りが乾いてから、もう一度上塗りを入れて仕上げていきます。
養生を剥がして、玄関扉の塗装完了です。
塗装工事のビフォーアフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
工事期間は、約10日間で仕上がっています。
金属サイディングは、塗装が不要なイメージがありますが、20年以上～30年近く経過したら錆がでるため、塗装をおすすめします。
最後に
今回は、軒天の張替え工事で仮設足場が建つため、一緒に塗装を行っていきました。
軒天は火災保険を使ったため、仮設足場分は実費なしで行えています。
この仮設足場代は通常は10万円以上する高額な作業のため、一緒に工事を行ってしまえばコストカットできるのでおすすめです。
金属サイディングも塗装を行えば綺麗な状態に戻りますので、時期をみて塗り替えをご検討してみてください。