付帯塗装

シャッター塗装の特徴と単価について

2020年1月19日

ガレージのシャッター

 

シャッターの劣化は、家に住んでいるとなかなか目にしませんが、外から見ると目立つ部分の一つ。

色あせや、サビが目立ってきたりしたら、家全体のイメージが大きく崩れることもあります。

また、サビの出ているシャッターを使い続けることで稼働箇所に負担がかかり、寿命を短くしてしまうこともあります

塗装の時期をしっかりと見極めて、メンテナンスをすることが大事です。

ですが、実際に塗装を行うとどれくらいの費用がかかるのか?

ここでは、シャッターの特徴と塗装単価についてご紹介していきます

 

シャッターの特徴について

窓用のシャッター

 

シャッターの役割は?

 

シャッターが使用される箇所として、「ガレージの入り口」もしくは「窓用シャッター」がありますが、どちらも手動式と電動式があり、年々品質も向上してきています。

シャッターは、飛来物や雨風から内部を守る働きがあり、とくに防犯対策の目的が大きいです。

また窓用シャッターの場合は、取付けを行う事によって、「結露対策、断熱効果」も期待できます。

 

シャッターの素材と劣化について

サビたシャッター

 

シャッターの素材は、フレームにはアルミが多いですが、上のBOXと表面部分は「鉄(鋼板)」が使用されていることが多いです。

そのため、BOXと表面部分は経年劣化によって「色あせ」、長期的にみると「サビの発生」が懸念されます。

サビが発生して放置してしまうと腐食してしまうため、劣化を防ぐためには、塗装を行う必要があります。

 

シャッター塗装を行う時期は?

 

シャッターの素材は、鉄ではありますが特殊な塗装を行った「鋼板系の素材」なので、塗装によるメンテナンスが長期間(15年~20年)行はなくてもサビにくくなっています

そのため、色あせはしますが「20年近く」は様子をみても良いでしょう。

ですが、地域や立地条件によって劣化症状は異なるため、状況をみながら塗装を行っていくことが大事です。

とくに塩害地域などは、サビの進行もはやいため、赤いサビが出ている場合には、塗装を急いだ方がいいかもしれません。

 

シャッターの表面はあまり塗装しない方が良い?

塗装したシャッターボックス

 

シャッターの劣化を防ぐために、塗装の必要性を解説しましたが、実は表面に関してはあまり塗装をおすすめできません。

表面は、BOX内に巻き付ける形で収納されているため、塗装を行うと傷がつきやすく、最悪剥がれてしまうためです。

せっかく、綺麗に塗装を行っても傷がついてしまうと余計に目立ってしまいます。

そのため、BOXは10年ごとに塗装を行っても良いですが、表面に関しては無理して塗装をせず、様子をみても良いでしょう。

 

シャッター塗装の単価について

御見積もり書と電卓

 

シャッター塗装の単価 ウレタン使用の場合

ガレージシャッター塗装「2000円/㎡」

窓用シャッター「8000~12000円/箇所」

 

シャッター塗装の費用はそれほど高額にならない場合が多く、その単価は「2000円/㎡」程度になります。

大きめのシャッターでも一枚当たり「50000円」ほど見ておけばいいでしょう。

 

塗り替えるシャッターの枚数にもよりますが、外壁塗装の価格を考えると、外壁塗装のタイミングで一緒に依頼することで割引等も使用しながらお得に出来る事が多いです。

小さいものであれば、外壁塗装とセットで行うと、「サービス」でできる場合もあります。

なお、シャッター工事を単独でする場合、2階以上に設置されたシャッターについては上記費用の他に「足場設置代」がかかってきます。

足場は10万円前後しますから、やはりシャッター単独での工事はあまりお得とは言えないものになる事が多いのです。

 

シャッター塗装の施工手順

塗料と刷毛

 

シャッター塗装は一般的な鉄部塗装と同じような工程を踏みます。

すなわち、下地の調整「ケレン作業」に始まり、「下塗り(さび止め)、上塗り」で2~3回塗り仕上げていきます。

塗料には、鉄部に相性が良いウレタン系塗料を使用することが多く、費用単価も抑えられます。

 

DIYで塗装可能?

 

シャッター塗装を考える時に多くの人は「自分で出来るかも?」と考えられるのではないでしょうか。

外壁に比べて面積が少ないので、用具さえ揃えればDIYでもなんとかなりそうですし、何より費用も抑えられます。

しかし、シャッターの塗装は、あまり厚塗りしすぎると剥がれの原因となり、あとで後悔してしまう仕上がりになりやすいです。

シャッターの場合は、手塗りよりも吹付け塗装の方が仕上がりが良く、厚塗りせず凹凸なく仕上げることが求められます。

DIYで中途半端に失敗してしまうよりも、費用はかかりますが、専門業者に任せることが賢明といえます。

 

最後に

 

シャッターの素材は「鉄(鋼板)」が主で、経年劣化で色あせやサビが発生します。そのため、時期をみて塗装が必要な箇所です。

ですが、シャッターはBOX内での巻き込みによって傷がつきやすく、塗装をする場合は慎重に行う必要があります。

費用単価については、シャッター塗装は外壁塗装等との抱き合わせで依頼することがおすすめです。外壁塗装とセットで行う分、「足場代、交通費や手間」が減るので割安になるためです。

外壁塗装などを行う場合は、シャッターの塗装も一緒に検討してみましょう。

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