横浜市都筑区のT様邸にて、ジョリパッド壁の塗装工事を行いました。
今回も屋根修理を行う際に仮設足場が建つため、一緒に施工を行っていきました。
ここでは、その施工事例をご紹介します。
外壁の劣化状況
築15年以上経過していため、外壁にひび割れが数か所発生していました。
ひび割れから雨水が入ると、内部を傷める原因となるため、早めのメンテナンスが推奨されます。
ジョリパッド壁塗装の施工事例
外壁部塗装
外壁塗装では、初めに高圧洗浄、各種養生を行った後に、下地調整を行います。
下地調整では、ひび割れた箇所をコーキングで補修していきます。
下地調整後に塗装作業に入ります。
まず、下塗りを行っていきます。一回目の塗装は塗料を吸い込むため、この下塗りでしっかりと外壁材に染み込ませます。
次に中塗りを行います。中塗り材には「アステックペイントのスーパーラジカルシリコンGH」を使用しています。
ラジカル制御塗料のため、耐用年数14年で中間くらいのグレードの塗料となります。
中塗り材と同じ塗料を再度塗ってい仕上げていきます。
付帯部塗装
破風板にも塗装を行っていきます。破風板、軒天は外壁と同素材のため、同じ塗料を使用しています。
下塗り、中塗り、上塗りと3回塗りで仕上げていきます。
水切りなど金属部は、錆止めを入れてから上塗りと2回塗りで仕上げていきます。
バルコニー防水
塗装工事完了後に、防水工事に張っていきます。
まずは、プライマーを塗っていきます。プライマーで本塗り材と下地の密着性を高めます。
次にトップコート防水材を塗って仕上げていきます。
既存がFRP防水でしたので、トップコートのみ塗り替えて仕上げていきました。
工事完工
最終確認と清掃を行い、仮設足場を解体して完了となります。
ジョリパッド壁塗装のビフォーアフター
施工前
施工後
施工前
施工後
工事期間は14日間でした。
外壁を塗装することで美観がよくなることはもちろんですが、塗膜で雨水から外壁材を守り、建物全体の劣化を遅らせることが出来ます。
最後に
外壁材は、地震や経年劣化によってひび割れが発生してしまいます。このひび割れにより、外壁内部に雨水が入り、雨漏りや外壁材に不具合が出る原因となります。
また、年々汚れやカビ、藻も目立つため、建物の美観が損なわれます。
そのため、ある程度の年数(10~15年)を目安に外壁塗装をおすすめいたします。
塗装は悪くなってからやるのではなく、悪くなる前に行うことが重要です。