ウッドデッキを長く美しい状態を保つためには、しっかりとしたメンテナンスが欠かせません。
というのも、材質が木材であるため、どうしても腐食が進みやすいからです。
特に外部の雨風があたりやすいところに設置されているケースが多いので、より腐食が進みやすくなっています。
きちんとメンテナンスをしないと「根太、つまり土台」の部分から腐食が進み、全体が崩れてしまう危険があるでしょう。
具体的なメンテナンス方法としては、「定期的にウッドデッキ塗装」をすることが第一選択肢となり、塗装を行うことによって腐食を遅らせることができます。
ここでは、そのウッドデッキの塗装費用がどれくらいかかるので、また最適な塗料についてご紹介していきます。
ウッドデッキ塗装の費用は?
ウッドデッキ塗装の費用
塗装の費用相場は、「3万円~25万円」です。
ウッドデッキの費用は、「塗装する面積(大きさ)」によって変動します。
そのほか、「下地調整費」や「養生費」、「仮設足場の必要性」などによっても費用は変わってくるので確認が必要です。
外壁塗装など他の塗装工事とセットで行う場合、「1000mm×2700mm」くらいの大きさであれば「3~5万円」で行える場合もありますし、さらに小さい場合は、サービスで塗り替えてしまうこともあります。
ウッドデッキに使用する塗料は?
一般的な使用塗料は、「キシラデコール」です。45年前から発売されており、木材保護の定番塗料です。
「高い防腐・防カビ・防虫効果」を発揮する、ウッドデッキには最適な塗料です。
その他、「ガードラック」という塗料も使用します。塗装回数は、「2~3回」塗ります。
乾き具合や大きさにもよりますが、一日の工事で終わることが多く、気軽に依頼できる工事となります。
ウッドデッキの塗装は業者選びが大事!
ウッドデッキ塗装は、塗装面積が狭いということもあって、比較的コストが低めで気軽に頼める工事と言えます。
しかし、業者によって塗装の質が違ってきますので、費用が安い高いだけでなく、しっかりと工事をしてくれるところを選ぶことが肝心です。
以下の内容をしっかりと行ってくれるかどうか確認しておきましょう。
下地調整を丁寧に行う
ウッドデッキの塗装では、下地調整がとても重要となります。
現在のウッドデッキの下地の状態をきちんとチェックして、既存の塗膜を落としたり、カビや藻が出ているところをケレン(下地調整)してから塗装を行う必要があります。
必要であれば、高圧洗浄を用いてカビや藻を洗い流した方が良いでしょう。
細部まで丁寧に仕上げる
単に見えるところだけでなく、地面に接するような下の部分や、目に見えない裏の部分もしっかりと塗装しなくてはいけません。
というのも、ウッドデッキ塗装は単に見た目のためにするだけでなく、「木材の腐食を防ぎ長持ちさせるという目的」が大きいからです。
そして、腐食は換気の悪い表面から見えないところから始まっていくことが多いので、こうした点に注意するのはとても大事なのです。
最後に
ウッドデッキ塗装の費用は、およそ「3万円から25万円」くらいですが、面積や現在のウッドデッキの状態、使う塗料によっても費用が変わってきます。
また、外壁塗装などど一緒に施工を行うと手間が減るので、費用を抑えられます。
実際の工事は「1~2日」で終わる手軽なものですが、耐久性を保つためには細部まで丁寧に作業してくれる「信頼できる業者」に依頼することが大事です。