外壁塗装が初めての方にとって、その「必要性」や工事を行う「タイミング・時期」、「施工方法」など、わからないことが多く不安になると思います。
外壁塗装の必要性を知らずに、長年放置してしまい雨漏りしてしまった事例も多々あります。
また、外壁塗装では工事に入ってからも注意していきたい点が数多くありますのでチェックが必要です。
ここでは、外壁塗装の「タイミング」や「施工方法」、「工事中の注意点」など、よくある質問について一部をピックアップしてご紹介しています。
1、外壁塗装のよくある質問「タイミングや必要性」
外壁塗装の必要性は?
外壁塗装は、「建物を保護するため」や「建物の美観を向上するため」に行われます。
外壁塗装をしないと、外壁材が劣化して、雨水を吸収して傷んでしまいます。
そのまま放置すると、外壁から雨漏りの原因につながります。
外壁塗装は、建物を雨や風などの自然環境から守るために必要なメンテンナスとなります。
なぜ外壁にひび割れが起きるの?
建物の壁にはひび割れが起こることがありますが、これはどうしてなのでしょう。
外壁にひび割れが起こる原因はさまざまです。
ひび割れの原因によっては補修をしただけでは済まないケースもあります。
ひび割れが起こる原因としては、「地震の揺れや地盤沈下」、「地材の反りや」、「モルタルの収縮」、「モルタルの施工不良」などが挙げられます。
外壁がひび割れる原因はさまざまで、これらの原因がいくつか重なって起こってるケースもあります。
外壁塗装は何年ごとに行うのが良いのか?
外壁塗装は、一度行ったら半永久的に大丈夫という訳ではありません。
塗装した塗膜は、また劣化して数十年後には再度塗装が必要となります。
新築時からでは、10年目に外壁塗装を行うのが良いとされています。
その後は、使用した塗料によって変わってきます。
外壁塗装の適切な季節って?
外壁塗装は、施工する季節によって仕上がりに差が出てくるのでは?
と考えている方も多いと思います。
ですが現在の塗料では、どの季節でも問題なく塗装可能で仕上がりに差が出ることはほとんどありません。
外壁塗装ってしなくても大丈夫??
外壁塗装は高額な工事ですので、施工しなくても良いか考える方も多いと思います。
タイル壁など、高級素材を使用されてる場合には、必要ない場合もあります。
また、新築時から20年~25年目で「建て替え、カバー工法や張替え工事」を検討されている方は、それまで塗装はせず問題ないこともあります。
2、外壁塗装の良くある質問「施工方法について」
外壁塗装の施工手順は?
外壁塗装の施工手順は、仮設足場の設置を行い、高圧洗浄を行っていきます。
その後、ビニール養生を行い、専用の外壁塗料で3回塗りを行って仕上げていきます。
一緒に、付帯部分の「破風板・軒天・雨樋」などの塗装も行います。
サイディング壁の場合には、目地のコーキングを打ち替えていきます。
手塗りと吹き付けの違いとは
吹付け塗装は、スプレーガンと言われる専用の道具を使用して霧状で外壁に吹き付ける塗装方法です。
一方の手塗り塗装では、ローラーと刷毛を使用して作業が行われます。
どちらも、メリット・デメリットがありますが、近年では手塗りでの施工が主流となっています。
高圧洗浄はなぜ行うのか?
高圧洗浄は、外壁材に付着した汚れやカビ、藻を綺麗に洗い流すために行います。
塗装を行う際に、汚れているのと綺麗なのでは密着度が大きく異なります。
耐久性を保つためには高圧洗浄はとても必要となります。
外壁塗装工事にかかる期間はどのくらい?
外壁塗装工事の期間は、建物の大きさや作業内容によって異なります。
30坪くらいのお宅の外壁と屋根の塗装を行った場合では、おおよそ「10日から14日」くらいでしょう。
日曜日や雨天時は休みとなり、実働で「10~14日前後」となります。
そのほか、作業人数の違いで大きく日数は異なります。
外壁の色を2色にすることはできる?
外壁の色を塗装で2色にして意匠性を向上させることができます。
ですが、色選びや分けて塗る箇所を失敗してしまうと逆効果になることもあります。
3、外壁塗装の良くある質問「工事中やその後について」
着工前のご近隣への挨拶まわり
外壁塗装は、ご近隣にどうしても迷惑が掛かってしまう工事です。
工事中は「足場の設置・施工中の騒音・塗料の臭い」などがありますので、しっかりとご挨拶することが必要です。
ご挨拶に関しては基本的に施工業者が行いますが、挨拶を行はない業者もいますので確認が必要です。
工事中は在宅してないといけないの?
基本的に外壁や屋根の塗り替えは「外で行う工事」なので、留守中でも施工はできます。
そのため、不在でも問題ありません。
逆に、塗料の臭いや作業の音が気になる人は、外出していた方が良い場合もあります。
そのほか近年では、共働きの家庭も多く「お茶等の差し入れ」を出すお宅も少なくなっています。
工事の事で、とくに気になることがなければ、外出していて問題ないでしょう。
塗装工事中は普段のように生活できるの?
塗装工事中、基本的な生活は普段通りに行えるでしょう。
ですが、工事内容や状況によって多少の支障がでてきます。
まず「高圧洗浄時」や「施工箇所によって」洗濯物などが外に干せなくなります。
そのほか、窓に養生を行うため、一定期間窓の開け閉めが出来ない場合もあります。
養生のやり方によって開閉できる方法もあるので、施工店に確認しましょう。
そのほか、仮設足場の位置や状況によって、「車を移動しなければいけない」ケースもあります。
その場合、工事中は別で駐車場を借りて移動となるケースが大半となります。
塗料の臭いに対する対策
塗料からでるシンナーの臭いはとても不快です。
体調を崩される方もいますので注意が必要です。
臭いに敏感な方は、臭いの強い夏場の施工を避けたり、施工中は外出をして少しでも和らげていきましょう。
外壁塗装が雨の日に行えないのはなぜなのか?
外壁塗装は、雨の日には絶対に施工してはいけません。
塗料に雨水が混ざると、塗料の質が低下して耐久性の低下につながります。
また、ひどい場合には数年で剥離したりと最悪なケースにつながるためです。
工事中に発生する騒音について
外壁塗装中には、少なからず騒音が発生します。
とくに気になるのは、仮設足場の組立解体時と高圧洗浄時の3日間です。
音に敏感な方は、その作業中は外出しましょう。
それ以外は基本的に外壁塗装工事は静かな工事です。
外壁塗装の保証年数やその内容とは?
外壁塗装の一般的な保証年数は、「5年~10年」です。
ウレタン・シリコンの場合は、「5年間」、フッ素塗料の場合は「10年間」です。
手抜きを行った場合には、3年ほどで剥がれてきます。
そのため、しっかりと工事を行った保証として、5年間という年数を決めています。
外壁塗装でよくある質問「その他」
外壁塗装の減価償却について
「自宅兼事務所」、「賃貸マンション」や「賃貸アパート」のオーナーの方で気になるのが、外壁塗装が経費計上ができるのかという点でしょう。
基本的に外壁塗装工事は、必要経費として「減価償却」することが可能です。
また「修繕費」の場合には、その年に一括で「計上」することができます。
ですが、売り上げの少ない年に修繕費で計上すると、銀行から融資を受けたい場合に不利になりますので注意が必要です。
外壁塗装の助成金や補助金とは?
外壁塗装は費用は高額なので、なかなか手が付けづらいとお悩みの方も多いと思います。
そんな方は、「助成金・補助金」の申請を検討してみると良いでしょう。
自治体から外壁塗装の費用を一部補助してもらえます。
必ず申請が通るという訳ではありませんが、利用できると少しでも費用が軽減できます。
外壁塗装はローンを使って工事ができる?
外壁塗装は高額なので、一括で支払いを行うことが難しい方も多いでしょう。
そのような場合には、ローンを使って工事を行うことがおすすめです。
金融機関の「リフォームローン」で審査が通れば利用することが可能です。
外壁塗装のよくある質問まとめ
外壁塗装は、美観維持の目的も大きいですが、外壁材の耐久性を維持することが一番です。
雨漏りしてからでは外壁塗装が行えず、余計な費用が発生してしまう可能性があります。
そのため適切なタイミングをみて施工を行っていくことが大事です。
また、外壁塗装の「施工手順」や「工事中」の注意点を把握しておくことで、トラブルも回避できるでしょう。
そのほか、失敗しない外壁塗装を行うには「業者選び」がとても大事です。
外壁塗装を適正な価格で、しっかりと施工を行ってくれる施工業者を選びましょう。
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